シンスプリント

岐阜市でシンスプリント(脛骨過労性症候群)の痛みでお悩みの方へ


ランニングやスポーツを楽しむために、鍼治療で根本的な改善を目指しませんか?
「シンスプリント(脛骨過労性症候群)」は、ランニングやスポーツでの過度な運動負荷が原因で発生する脛骨内側の痛みです。この疾患は、多くのアスリートやスポーツ愛好者に見られる一般的な障害ですが、適切なケアを行うことで改善が可能です。当院では、鍼治療を用いて痛みの緩和、症状の根本改善、そして再発予防をサポートしています。

「練習を続けたいけど、痛みで思うように動けない」「休養をとってもなかなか改善しない」——そんな方にこそ、ぜひ当院の鍼治療をご検討ください。


シンスプリントとは?


シンスプリント(脛骨過労性症候群)は、脛骨(すねの骨)の内側に沿って炎症や痛みが生じる状態を指します。運動中または運動後に痛みを感じ、症状が進行すると安静時にも痛むことがあります。この疾患の根本的な原因を理解することが、適切な治療と再発予防の第一歩です。


シンスプリントの原因

シンスプリントが発生する背景には、以下のような複数の要因が絡み合っています。

1. 過剰な運動負荷

ランニングやジャンプを繰り返す動作により、脛骨やその周囲の筋肉・骨膜に過度のストレスがかかります。特に以下の状況で発症しやすくなります:

短期間で運動量を急激に増やした。
過度なトレーニングや適切でないフォームでの運動。
硬い地面(コンクリートやアスファルト)での運動。

2. 足の構造的問題

足の形状やアライメントの問題も、シンスプリントの発症に大きく関与します。

偏平足(アーチの低下):足のアーチが崩れることで、脛骨内側に過剰な負担がかかります。
過回内(オーバープロネーション):足が過剰に内側へ傾くことで、脛骨やその付着筋へのストレスが増加します。

3. 筋肉の柔軟性や筋力の不足

ふくらはぎや足首周囲の筋肉が硬くなったり、十分な筋力がない場合、脛骨に余計な負荷がかかります。特に以下の筋肉が影響を受けやすいです:

後脛骨筋(こうけいこつきん)
ヒラメ筋
腓腹筋
長趾屈筋(ちょうしくっきん)

4. 不適切なランニングフォーム

ランニングフォームが崩れていると、足の衝撃吸収が不十分になり、脛骨内側に負担が集中します。

5. 不適切なシューズや運動環境

クッション性のないシューズや足に合わないシューズを使用している。昔から履いている靴。(500キロを超えてくるとクッション性が落ちると言われています。)
硬い地面での運動や長時間の走ることにより足部に負荷が続く時(オーバーユース症候群)。


鍼治療の主な効果

・痛みの緩和
鍼治療は、痛みの原因となる筋肉や骨膜の炎症を抑え、自然治癒力を活性化させます。
・血流促進
鍼を使うことで、患部の血流を改善し、炎症や損傷部分の回復を早めます。
・筋肉バランスの調整
原因となる筋肉(後脛骨筋、ヒラメ筋、腓腹筋など)足部のアライメントを直接的に刺激し、柔軟性と機能を回復させます。
・再発リスクの軽減
身体全体の筋肉や関節のバランスを整えることで、再発リスクを減少させます。
鍼治療がアプローチする具体的な筋肉
シンスプリントの鍼治療では、特に次の筋肉にアプローチします。

1. 後脛骨筋(こうけいこつきん)

足のアーチを支える筋肉で、脛骨内側に直接付着しています。
鍼治療により、過緊張を緩和し、脛骨への負担を軽減します。
2. ヒラメ筋

ふくらはぎの深部に位置する筋肉で、足首の安定性に関与。
鍼で柔軟性を高めることで、脛骨周辺の負担を減らします。
3. 腓腹筋(ひふくきん)

ふくらはぎの表層にあり、ランニングやジャンプ時に最も使用される筋肉。
鍼を使用して筋肉の緊張を和らげ、効率的な衝撃吸収を促します。
4. 長趾屈筋(ちょうしくっきん)

足指を動かす筋肉で、脛骨内側に付着しています。
鍼で筋肉の緊張を調整し、脛骨内側への負担を軽減します。5. 足底筋群(足裏の筋肉)

足のアーチを支える筋肉群で、衝撃吸収やバランスの調整に重要な役割を果たします。
足底筋群を刺激することで、アーチの再構築を図ります。


当院の鍼治療の特徴

スポーツ障害専門の国家資格保持者が施術
国家資格を持つ鍼灸師が、シンスプリントの症状に特化した治療を提供します。
一人ひとりに合わせたオーダーメイド施術
原因や症状に応じて、最適な治療プランを作成します。

再発予防を重視
症状の改善後も、ランニングフォームのアドバイスやセルフケア方法をご提案し、再発を防ぎます。

施術の流れ

問診・カウンセリング

症状の発生状況や運動習慣を詳しくお伺いします。
筋肉・関節の状態チェック
触診や可動域テストを行い、原因となる筋肉や部位を特定します。

鍼治療の実施
筋肉や骨膜に適切に鍼を刺し、痛みの軽減と柔軟性向上を図ります。

 

セルフケア指導
ストレッチやトレーニング方法をお伝えし、自宅でのケアをサポートします。


まとめ
シンスプリントの痛みは、深部の硬くなっている筋肉にアプローチをしたり、股関節周りや体幹部分の安定性を高めることが大事です。当院では、鍼治療を通じて痛みの軽減だけでなく、根本的な原因にアプローチし、再発予防を目指します。早い競技復帰や慢性的な痛みをなんとかしたい。などスポーツを心から楽しむために、ぜひ一度ご相談ください。