ギックリ腰になってしまった方はセルフケアの部分をご覧ください
目次 |
ギックリ腰の主な原因 |
・突然の運動や体勢の変化 突然の運動や体勢の変化が腰に負担をかけ、筋肉や靭帯にストレスを与えてギックリ腰を引き起こすことがあります。たとえば、急に重い物を持ち上げたり、不慣れな運動を行ったりすることがあります。
・筋力不足 腰周りの筋肉が弱い場合、腰の安定性が不足し、ギックリ腰のリスクが高まります。特に腹部筋や背中の筋肉、臀部の筋肉が関与します。
・過度のストレス 長時間同じ姿勢で座っていたり、重い物を持ち続けたり、体に過度のストレスをかけることがギックリ腰の原因となることがあります。
・姿勢の問題 姿勢の悪さや不適切な座り方、立ち方がギックリ腰を引き起こす可能性があります。
・腸内環境の問題 早食いや食べ過ぎなどで腸に負担がかかる生活をしていると腸内環境が悪くなります。腸内環境が悪くなると身体の深部にある大腰筋に膜を介して腸の毒素が入り込み大腰筋が炎症を起こして働かなくなってしまいます。大腰筋は背骨を安定させる筋肉なのですが、働かなくなることにより背骨が不安定になってしまいます。これにより背骨を安定させる為に多裂筋が過剰に働いてしまいギックリ腰につながります。
ギックリ腰のセルフケア |
・安静: できるだけ安静にしましょう。急激な腰の痛みが引き起こされることを避けるために、ベッドやソファで横になり、なるべく腰に負担をかけないようにします。
最初よりどんどん痛くなるのは中で炎症がジワジワ広がってしまっている為です。これは炎症のピークが年齢にもよりますが48時間位となっている為です。炎症が引いてくると楽になります。
・氷を使った冷却療法: 自分で腰を触っていて熱感があったり、ブヨブヨしていたり感じる時は炎症を軽減するために、アイシングをしましょう。氷を袋で包み、腰に数分間当てて、30分から1時間の休憩を挟んで繰り返しましょう。氷が熱エネルギーの移動が一番スムーズなのでオススメです。
・軽い運動: 症状が改善してきたら、歩きましょう。大腰筋に溜まっている毒素を抜く為です。また、両手を仙骨に当てて押し出す様腰を反らしたりしてみましょう。ただし、慎重に行い痛みが悪化しないように気をつけてください。恐怖感があるのであれば歩行だけにしましょう。
・お水を飲む 炎症を早く引かせるためにお水を飲み体内の代謝をあげましょう。水分不足を免疫や代謝を下げます。
・腹圧を高める呼吸法 腹式呼吸で息を5秒で吸って10秒で吐くという呼吸をやってみましょう。
お腹を膨らませるように吸って、お腹を凹ませる様に息を吐きます。この時しっかり吐き切る事が大事です。腹圧を高めることにより背骨の安定を促します。
ギックリ腰の治療法 |
歩けないギックリ腰も歩けるようになったりしますが、基本的に1回で痛みをゼロにするのは難しいです。なぜなら炎症の生理反応を止めることが出来ないからです。
ギックリ腰は代謝をあげて腸内環境改善や大腰筋の炎症物質を流してあげる事が大事になります。
股関節周りの筋肉の張りを取り、骨盤の中の血流を良くすることにより、早く症状が改善します。
身体の循環を促し、固まっている所を緩め早期改善に導きます。